肌が乾燥してしまう原因は
肌の健康を管理しましょう
お肌が乾燥しやすいのは、寒さが増してくる秋から冬にかけての時期。この時期は空気が乾燥してくるので、肌の水分も奪われ易いく、肌の乾燥に悩まされる時期ですね。しかし最近では、エアコン影響もあってか、季節に関係なく肌の乾燥に悩む方が多くなっています。きれいな美肌でいるためには、お肌の乾燥は最大の敵。乾燥したお肌では、肌のバリア機能も低下してしまいますし、肌の新陳代謝も鈍ってくるので、肌トラブルが起こり易くなってしまいます。肌の健康を守ってあることこそ、きれい肌でいるための基本。肌の水分量が減ってしまうことは、肌に致命的なダメージを与えかねないのです。
お肌が乾燥してしまうのは
肌を乾燥させてしまう主な原因は、
1 気候による肌の乾燥
2 洗いすぎによる肌の保湿成分の流出
3 間違ったスキンケア
この3つ。
肌は、セラミドなどの角質細胞間脂質と皮脂が少なくなることで、肌の中の水分が蒸発し、表面がカサカサに乾燥してしまいます。そのような状態のお肌では、肌のバリア機能としての働きをするセラミドが充分な機能を果たせなくなるため、肌の保湿能力が低下していきます。肌の保湿能力が低下すると、外界からの刺激に対する保護機能も低下してしまいますので、肌荒れを起したり肌トラブルが目立ってきてしまいます。それとお肌は、表面の皮脂が少ないと過剰に皮脂を分泌してしまいますので、ニキビなどの肌トラブルを招いてしまいます。ですから、肌が乾燥しがちな人は、今一度、自分自身のお肌のケアの仕方をチェックしてみてください。
寒い時期の肌の乾燥対策
お肌は、寒さが増してくる秋から冬にかけての時期、乾燥しやすくなってしまいます。これは、この時期は空気が乾燥して肌の水分が蒸発しやすいこともあるのですが、気温が下がって寒くなってくると体温を保持するために、肌の表面の血管が縮んで血流量が減り、肌細胞に栄養が運ばれなくなって、皮脂の分泌が少なくなってしまうからでもあります。
皮脂の分泌が少なくなると、肌表面のバリアがなくなってしまいますので、肌に含まれている水分が蒸発してしまい、肌が乾燥してしまうのです。また、肌の細胞に栄養が充分供給されていないと、角質層の水分を保持しているセラミドも少なくなってしまうので、肌が乾燥しやすい状態になってしまいます。 このような時期の肌の乾燥を防ぐには、きちんと皮脂膜が作れる肌を保つ工夫が必要になってきます。
肌が乾燥しがちな人は、水分も油分も不足しているため皮脂膜自体が作られにくくなっていて、バリア機能もなく肌の抵抗力が低下しているわけですから、皮脂膜づくりに一役買ってくれるクリームをスキンケアに取り入れることで、肌の表面をベールのように覆って水分の蒸発を防いでくれます。それと、普段使っている化粧品によっては、肌の乾燥を増長させてしまいます。夏仕様の化粧水やファンデーションは、肌の仕上がりがサラサラするように、肌の水分を蒸発させたり肌の油分を吸い取っていたりするものもあります。肌が乾燥しがちな人は、必ずアイテムごとの働きをチェックして、保湿成分は配合されているものなどを使うようにしてください。